千慮の一得

Between facts and delusions

新人にとって最も大切なこと

みなさん、こんにちは。

4月を迎え、新しい生活を始める人も多いのではないでしょうか。

新生活の始まりは期待もありながら、慣れない土地、慣れない人間関係など、不安も多い時期ですよね。

 

そんなときにSNSを見ると、友達が楽しく遊んでいる写真や、仕事でバリバリと活躍している投稿が流れてきたりします。

そして、ネットの記事を見れば、「幸せな人が知っている××の知識」だったり、「身につけておくべき○○の知識」のようなタイトルが流れてきたりします。

 

そのとき皆さんはどう感じるでしょうか?

「ああ、自分は○○の知識が無いから、みんなのように幸せじゃないのかな…」と思ったり、「××の知識がないから、自分は未熟なのかな…」なんて思ったりしていませんか?

こんな風に思う人は、危険です。

それはハウツー的な記事だったり、テクニックやマニュアル的な情報に飛びついてしまう危険性があるからです。

 

僕は職場で教育マニュアルなんかを作ったりしていますが、いつも思うことがあります。

考えてみてください。

仕事でも、恋愛でも、ファッションでも、読んだだけでうまくできるようになるマニュアルなんてあるのでしょうか?

それらを最初から上手くできる人なんているのでしょうか?

結局、人は自分で経験し、失敗し、自分自身で反省して改善しなければ成長できないのではないかと私は思います。

マニュアルというのは、その成長を促進したり、リスクを最小限に抑えるためにあるのではないでしょうか。

ここで、リスクを最小限に抑えるというのは、失敗を抑えるということです。

特に人間関係で失敗するということは、傷つくことを意味します。

誰だって傷つきたくありません。

恋愛マニュアルが売れる原因はここにあるのではないでしょうか。

つまり、みんな「うまくやりたい」し、「失敗したくない」し、「傷つきたくない」から情報を得ようとするのです。

 

しかし、情報に触れる前に、最も大切なことがあるのではないかと私は思います。

それは

「自信を持つこと」

「自分と他人を比較して、自分はダメだと思わないこと」

「失敗して当たり前という覚悟を持つこと、失敗を恐れないこと」

「自分自身が何を求めているのか、今やりたいことは何なのか、よく考えること」

です。

 

自信を持つことに根拠なんていりません。

なぜなら、あなたは、あなた以上でも、あなた以下でもなく、

そのままのあなたでいること、それだけで価値があるからです。

 

新年度のこの時期、ネットを開けば不安を煽るような情報に出くわすかもしれません。

でもそれはもしかしたら、そんなハウツーの情報を売りたい誰かが仕組んだトラップかもしれません。

新しい環境で過ごされる方々が、どうか、自分自身を見失わず、前向きな日々が送れますように。